東海理化 半導体ソリューション

Design development

設計

設計技術で支える、確かなものづくり

東海理化の半導体は、ハンドル用舵角センサやシフトレバーなどの自動車部品に組み込む形で使用されてきました。センサ信号を処理するアナログフロントエンド、LEDを点灯するドライバIC、各種通信ICなど、多様な用途で実績を重ね、これまでに累計5.3億個(2025年3月時点)を出荷しています。

私たちが対応できるICは、デジタル、アナログ、ミックスドシグナルの種類を問いません。お客さまご要望の製品に応じて、自社半導体工場または外部ファウンダリの中から適切なプロセスを選定します。0.18μmプロセスまでの設計実績があり、幅広いニーズに対応可能です。設計では、既存回路資産の活用により開発短期化・低コスト化を図るとともに、DRBFMによるリスクの未然防止で設計の信頼性を確保しています。スピードと品質の両面でお客さまの製品づくりを支援します。

下記に開発製品の一例をご紹介します。詳細なご相談もお気軽にお問い合わせください。

CASE 01

回転角センサ

AMRセンサの信号を角度データに変換し、出力するセンサを開発中です。電源電圧は4.5~5.5Vに対応しており、内蔵メモリによる角度補正機能を有しています。開発中のセンサは一重系となりますが、東海理化では特殊パッケージも対応可能ですので、下図のような二重系のセンサにも対応できます。

CASE 02

車載用通信IC

CXPIトランシーバを内蔵した入力検出ICで、入力信号の組合せによって特定の処理を実施します。電源電圧は6~16Vで、CXPIトランシーバとコントローラを内蔵しています。品番ごとにLEDの輝度調整を行う用途を想定し、メモリにPWMのDutyや周波数の設定を書き込むことが可能なICに仕上げています。

類似のICとしてLINトランシーバを内蔵した入力検出ICもご用意しています。通信やロジック部分はお客さまのご要望に応じてカスタマイズ可能です。また、ロジックが確定している製品については、カスタムIC化することでマイコン変更に伴うソフト開発が不要となります。小型化などのメリットが得られる場合もありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

CASE 03

ドライバIC

東海理化では、10A程度までの多チャンネルドライバICに対応することが可能です。通信I/Fから受けた指示に従って駆動します。電源電圧は8~16Vで、通信I/FはSPIに対応しています。また、過電流・過電圧・過熱などの各種保護回路搭載も可能です。下図は開発品の事例となります。

お客さまの半導体設計・製造に関する課題を、
信頼と実績の技術力で解決へ導きます。