東海理化 半導体ソリューション

Magnetic Sensor IC Contract Development and Manufacturing

磁気センサIC 受託開発・製造

車載品製造に裏付けられた磁気センサIC開発

磁気センサIC 受託開発・製造は、磁気センサICの設計から評価、製造までワンストップで対応するサービスです。
東海理化では、磁気センサ素子を自社生産可能な設備、体制を整備しているため、特殊PKGや筐体製造の対応までを含めたトータルな製品開発が可能です。30年以上にわたる車載半導体製品の開発で培った技術力を活かし、お客さまの磁気センサ製品の機能や調達に関する課題を解決します。

磁気センサIC 受託開発が評価されているポイント

Point 01

磁気センサ素子を自社生産

東海理化の半導体工場では磁気センサ素子を製造することができます。また、磁気センサ素子の電気特性評価装置・磁気特性評価装置を保有しており、センサ素子からモジュールまで内製にて対応することが可能です。お客さま特有の製品仕様に関するご要望についてはセンサ素子への設計にて対応し、少量生産や短納期など調達に関するご要望についても、一気通貫の製造サービスでお応えします。

Point 02

マグネット内蔵などの特殊PKGに対応

自動車で使用する多様な磁気センサICの製造を自社完結してきた東海理化は、製品の使用目的に合わせてパッケージ化する技術にも長けています。低消費電力や感度、耐久性、温度などの諸条件をクリアできる製品開発に関して、企画設計から特殊PKGの生産までワンストップで対応します。

Point 03

磁気センサの品質保証を自社内で完結

東海理化には、厳格な品質管理が求められる車載半導体製品を30年以上にわたって安定供給してきた実績があります。「IATF 16949」に準拠した品質保証システムを構築しているほか、国家資格の有資格者が生産管理を担う体制を実現。わずかな欠陥をも見逃さない精緻な技術と厳格な基準により高い品質を維持しています。

車載半導体製造で磨き上げたセンサ技術

東海理化は長きにわたり、人の命を預かる自動車へ搭載する数々のセンサ製品を開発・製造してきました。温度環境、耐久性などの厳しい条件に対して、精度を維持することで自動車に貢献してきました。

スイッチングセンサ

近接センサ

角度センサ(アナログ)

角度センサ(リニア)

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車載品質の磁気センサ製品開発を通じて、以下のご相談事例にあるようなお客さまの製品調達課題を解決します。ご要望に応じてどの開発ステージからでも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。

受託開発におけるご相談事例

Before

EOLで代替品を検討

  • センサの入手ができない
  • コンパチ品が存在せず、製品側の変更が必要
  • 品質保証まで対応できるメーカがない

After

長期安定供給に対応

  • 自社ファブ製造のセンサで安定供給を実現
  • ご要望に応じたカスタム設計でコンパチ品をご提供

Before

他社との差別化が難しい

  • コアとなるセンサが汎用品
  • 信号処理を模倣される

After

オリジナル磁気センサで競争力をUP

  • 専用センサによる性能向上
  • IC化による信号処理のブラックボックス化

磁気センサIC 受託開発の流れ

  1. Step.1

    実現性検討・仕様検討

    お客さまのご要望をお聞かせください。製品イメージ、検出対象(磁石)の動作などを共有いただければ、センサ素子の検討はもちろん、マグネットを含めた磁気回路まで検討いたします。

  2. Step.2

    設計・試作・評価

    仕様に基づいて磁気シミュレーションを行い、それによって得られた磁場変化をセンサ信号の電気出力に変換し、センサ信号処理ICを含めた電気回路を設計します。センサ・ICを内製の半導体工場で製造していますので、お客さまのご要望に応じてセンサ自体の特性を改善することも可能です。また、試作の納期・納入形態なども柔軟に対応しています。磁場印加によるセンサ特性を評価する装置を社内に保有していますので、タイムリーな評価も可能です。

  3. Step.3

    量産対応

    磁気センサは当社内製半導体工場で製造しているため、長期・安定供給が可能で、信頼性を含めてセンサの品質保証も対応できます。また、お客さまのご要望に応えるため、内外製含めて検討し最適なプランをご提案します。鉛フリー、RoHS、AEC-Q100も対応可能ですのでお問い合わせください。

よくあるご質問

当社で製造している磁気センサはAMRです。磁石のN-Sの方向に応じて抵抗値が変わる磁気抵抗素子を使用しています。

Hall ICは磁力を検出しますが、AMRは角度を検出します。

当社では自社製品に組み込むために磁気センサの量産を続けてきました。共用部品として採用された製品の中には、30年を超えて量産を続けたものもあります。

開発規模により異なりますが、IC自体を設計・開発する場合は仕様FIX後2年~2年半ほどかかります。

磁気センサは内製ファウンダリでの生産なので、年間ウェハ1枚でも流動可能です。ICを外製ファウンダリで製造する場合は、ある程度数量が必要となります。

汎用PKGに加えて、プラスチックマグネットやコンデンサを内蔵した特殊PKGも対応可能です。

可能です。磁気センサ・光学センサのF/Tを社内で実施しています。

東海理化が
お客さまの求める磁気センサICを
一気通貫で開発します。