東海理化と半導体の30年にわたる歩み
東海理化は、内製の半導体工場を保有し、磁気センサ（AMRセンサ）・ASICなどの半導体製品を製造しています。東海理化が長きにわたり開発してきたのは、人の命を預かる自動車へ搭載される車載半導体製品です。厳格な品質管理が求められる車載半導体製品を、東海理化は30年にわたって安定供給してきました。高品質の製品を長期間安定供給する技術力は、東海理化のアイデンティティです。
中には自動車の共用部品として採用され、30年を超えて生産している製品もあります。そのような製品は、年間の生産数が1ロットあたり25枚を下回る場合があり、東海理化では少量のウェハを流動するノウハウが培われています。加えて、内製半導体工場の強みを活かしたフレキシブルな生産体制の構築により、稼働日で30日という短期間でのウェハ製造も実現しています。
車載半導体の自社生産を可能にする高度な技術と品質管理、少量短納期の発注に応える柔軟な生産能力の中核を担っているのは、愛知県優秀技能者（あいちの名工）に表彰された技術者たちです。車載半導体の製造開発を最前線で支えてきた優秀な技術者が、高度な生産設備と生産システムをコントロールし、お客さまの半導体調達課題を解決します。
東海理化が選ばれる3つの理由
高い品質基準を追求
東海理化は、自動車業界が求める厳しい品質基準を満たす製品を、30年以上にわたって提供しています。耐久性・信頼性・安全性について、過酷な環境下でも高い性能を発揮する半導体の自社生産が可能です。磁気センサICをはじめとした各種半導体製品を、車載品のクオリティで設計から製造まで、トータルにサポートします。
長期にわたる安定供給体制
東海理化は、自動車部品の長いライフサイクルに対応するため、長期にわたり安定した製品供給を行ってきました。生産ラインの最適化とサプライチェーン全体の強化により、少量短納期の半導体生産や安定して半導体を供給する体制を実現。お客さまのビジネスが滞ることなく継続できるよう支援します。
強固なBCP（事業継続計画）
東海理化は、万が一の災害や供給リスクに備えた強固なBCPの仕組みを持っています。予期せぬトラブルが発生した場合でも、複数の製造拠点により迅速な復旧対応が可能です。お客さまに対する供給停止リスクを最小限に抑え、安心して長期間お取引いただける体制を整えています。